相手と初会話
次の日、相手からの連絡を待っていました。
9時になっても10時になっても電話が来ません。ひたすら待つしかありません。
11時になったころ、電話がなりました。
電話に出ると、レッカー車で運んだ修理工場のオバさんからでした。
「車はうちで直す?他で直す?保管料一日3000円かかるよ。うちで直すなら保管料はサービスするよ」
私はそのオバさんに言いました。
「実は相手から連絡が来るのを待っている。昨日警察からは明日本人から連絡をさせるからと言われたが来ない。名前も知らない。」
そのオバさんはとても驚いていました。
なぜなら今日既に連絡をとっているようでした。また常識的に連絡をするべき。
オバさんが相手に連絡を促してくれることになりました。
30分だっても相手から連絡なし。警察に連絡しようとした矢先、やっと電話が来ました。
「すいませんでした。実はダンナが単身赴任で父親を病院に連れて行く人がいなくなってしまい、今年免許を取りました。」
そして、名前と連絡先を教えてもらい、電話を切りました。
しばらくすると、相手の保険屋から連絡がありました。「どういう事故だったか、教えて下さい。」
私「えっ! (何でしらないの?) 相手は何と言っていますか。」
保険「気が動転して何も覚えていないそうです。」
私「警察が調書書いていたけど」
保険「忙しくて警察に行っていません。」
しょうがないので事故の状況を説明しました。
保険「車は直しますか。買い替えましか。どうしますか。」
修理費と買い替え時の金額を教えてもらうことにしました。
夕方代車を持ってきてくれることになりました。しかし「代車は二週間しか貸せない。修理先や車の購入先から代車を借りて下さい。新車で納期がかかる車の場合は注意してください」とのこと。